OpenCU 「ジャーニーマップからサイトを設計する」参加しました

Web サイト向け UX ジャーニーマップをつくるワークショップに参加しました。お店で商品を購入するまでのストーリーからジャーニーマップ、ワイヤーフレームを作成するのがワーク。Web サイトの使命は購入促進。ということで、参加してみた振り返りをば。

1. 利用シーンの有無
ジャーニーマップの元となるペルソナとストーリーには今回作成する Web サイトの利用シーンが書かれていませんでした。ペルソナは Web サイトにアクセスせずゴールを達成しています (商品を購入しています)。僕がこれまで作ったことのあるジャーニーマップは「アプリを利用してゴールを達成するストーリーをあらわしたもの」だけ。利用シーンの無いジャーニーマップを作るのは初でした。利用シーンが無くても、このお題のようにゴールへの導線が複数ある場合は Web サイトやアプリケーションの利用シーンを省いたジャーニーマップを作れるし、そこから「いつどんな状況で利用されるか」とか「Web サイトへのアクセス機会」を発見して導線強化や導線創出のための要件を抽出ができるんですね。ほー。

2. 坂本さんの言葉より
講師の坂本さんからは「目的を達成するために使うのでシナリオを細分化する必要は無い」「ジャーニーマップを作ることが目的になってしまう」とのお話がありました。これ私がハマりがちな罠。気を付けよう。

家に帰ってあらためていろいろなジャーニーマップを見てみると、チャネルの関係を時間軸であらわしただけのマップからアクティビティシナリオのように行動中心のジャーニーマップまで多岐にわたるジャーニーマップが見つかりました。坂本さんから「フォーマットは無い」というお話のとおり項目も粒度もバラバラでした。作るモノの性格によって項目も粒度も適切なものが異なりそうなので、案件ごとにフォーマットを調整するのがいいんだろうな。

3. その他妄想
ユーザー調査からユーザーモデリングまでガチガチにやる予算があればよいのですが、そういう機会を与えられたことはあんま無いです。なので、嘘ペルソナと偽ストーリーの貼ったりジャーニーマップとなります。偉い人に「根拠は?」と言われると撃沈します。じゃあ金くれよという根性はありません。とはいえ時間軸でユーザーとチャネルの関係を整理するのは UI 設計する上ですげー有効。なので、ジャーニーマップはあくまで発想ツールとして内部だけで持ち、ステークホルダーへのプレゼンはストーリーボードなど心に響く系のツールの方がいいのかなーと思いました。どうなんでしょ。まあ関係者が多いときは何作ってもやばいことになるけど。

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ジャーニーマップからサイトを設計する:坂本貴史OpenCU WorkShop
・2013/2/6 (WED)
・プラットフォーム: Web
・UX ジャーニーマップを作成してワイヤーフレームに落とし込む